鹿児島湾の奥に位置し、船を数分走らせるでけで水深が約120mと、
途端に深くなります。この特徴から、昭和43年に鹿児島県で最初に
ブリ養殖を始めました。この牛根で育ったぶりは頭が小さく太って
おり、他の産地の同サイズのぶりより身の量が多いのが特徴です。
なぜなら、漁場は鹿児島湾の中である為、水温が安定し一年中給餌
することが可能で、成長が日本一はやいからです。また、水深が深
い海でイケス間隔を広く取り、「ふらせ方式」(潮の流れに沿って
360度回転するイケス)を採用することによって、魚にとって最高
の環境を作り出しています。